おくのこどもクリニック

長浜市の小児科|予防接種|各種ワクチン|インフルエンザ

〒526-0032 滋賀県長浜市南高田町195番地
TEL 0749-62-2773

 

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よくある質問

クリニックの予約システムについて教えて下さい。

これは患者さんの側にも、クリニックの受付の側にも利便性を考え取り入れています。このシステムが上手に運用されるためには、予約をとられる患者さんのご協力も大変に必要になってきます。予約の枠が限られているため、できるだけ正確に来られる時間が確定してから予約をおとりいただきたいと考えています。お子様の状態は変わりやすいため非常に早い時間での予約をおとりになって「良くなったので、、」と直前に予約をキャンセルされたり等ありますが、本来その時間に受診したいと思っていた患者さんには使っていただけなくなります。やむをえぬキャンセルは予約時間の30分前までにはしていただけますので必ず確認下さい。可能な限りキャンセル等ないように見きわめて予約をおとりいただきたいのです。これはクリニックからのお願いです。多くの患者さんが快適になるべく待ち時間を少なくするよう努力していますので是非ご協力下さい。予約システムでは予約された方を出来るだけ優先しますが、予約の無い方も受診されます。そのため、混雑時には少しずつ診療時間に遅れが生じてしまいます。予約の無い方は有る方より待ち時間がどうしても長くなってしまいます。この点について、色々工夫はしていますが、他に良い方法がありません。実際の詳細な予約の取り方は「診療予約のご案内」に記載していますのでご覧下さい。

 

診療が混雑する日時を避けたいのですが。

曜日によって混雑する明らかな傾向があります。祝祭日の前後は、その影響で必ず患者さんが多くなります。月曜日の午前と午後、金曜日の午前と午後、土曜日の午前は常に混雑しています。火曜日、水曜日には比較的余裕があります。木曜日は午前診だけなので、時に混雑する場合も有ります。待てる病状ならこれらの混雑日を避けて受診されることをお勧めします。1年を通して小児科にも混雑する時期があります。晩秋から早春まではインフルエンザや感染性胃腸炎の流行する時期で大変混雑します。初夏は夏かぜ(手足口病やヘルパンギーナ)の流行した年は冬と同じように混雑します。慢性疾患で急がずに済む詳しい検査をご希望の場合、夏の8月中旬から9月初旬がお勧めです。小児科はこの時期、どこも比較的余裕があります。時間の充分ある時には詳しい説明も出来るかもしれません。1年を通して、この時期は小児科受診の「チャンス」と考えて下さい。

 

どんなタイミングで受診するのが良いですか

夜間の急な発熱など、ご家族にとって心配なことは沢山あります。心配で、朝まで待つ事が出来ず、救急センターなどに駆け込んでしまわれる方が非常に多いと思います。救急センターに長く勤めていた経験から申し上げると、急な発熱だけで受診されても、あまりに症状がそろわないために苦慮することも多いのが現実です。つまり、正確に診断するための臨床所見が初期すぎて無く、とりあえず解熱剤だけお渡しして「翌朝にかかりつけの先生に診てもらって下さい」と言うしかないのです。発熱だけで元気にしておられるのなら緊急性はほとんどありません。(必ずしも必要ではありませんが解熱薬さえ常備していたら)翌日まで待ってよいでしょう。一方、乳児期早期の赤ちゃんの高熱や、感冒症状以外の強い症状の場合、ぐったりしている場合などは、早めに受診して下さい。嘔吐や下痢が頻回で、尿の回数が少ない場合も早く受診する必要があります。『リンク集』の中の「こどもの救急」(厚労省研究班/日本小児科学会監修)を見てから落ち着いて受診のタイミングを考えるのもお勧めです。

 

電話で症状を言って相談したいのですが

「こんな症状があるのですが、病院に受診した方が良いですか」あるいは「こんな症状があるのですが、どう対処したら良いですか」という質問の電話は毎日多数あります。診察もせずに伝え聞いただけで診断することは出来ませんから、実はこの答えは大変難しいのです。電話口に、多くの患者さんにお待ちしていただいている診療中の医師は出ることは不可能ですから、相談している相手は受付事務員や看護士であることもご理解下さい。可能な限りでご相談にはのっていますが、最終的に受診の必要があるかどうか、どう対処するべきか、責任をもってお伝えすることは電話口に出ているスタッフには出来ません。最終的に「受診されるか否かはご家族の判断にお任せします。ご心配なら受診して下さい」と言うのが精一杯なのです。何となく冷たい対応の様に受け取られる方もおられるでしょうが、責任ある立場でお答えできる事は電話では限られているという事実をどうかご理解いただきたいと思います。

 

診察をしないで薬だけをもらうことはできませんか

窓口で「薬だけ下さい」、電話で「薬だけ欲しいのですが」という訴えは大変多く、その度に「原則、診察を受けていただかないとお薬の処方箋は出せません」とお断りしています。医師法という法律で医師として行うべき、または行ってはならない最低限のことを取り決めています。この医師法の中の第20条に無診察治療等の禁止があります。

医師法第20条(無診察治療等の禁止)
 医師は、自ら診察しないで治療をし、若しくは診断書若しくは処方箋を交付し、自ら出産に立ち会わないで出生証明書若しくは死産証明書を交付し、又は自ら検案をしないで検案書を交付してはならない。但し、診療中の患者が受診後二十四時間以内に死亡した場合に交付する死亡診断書については、この限りでない。


 つまり、診察なしで薬を出したり、処方箋を交付するのは健康保険が使えないばかりか、医師法違反となり、犯罪行為となってしまうのです。現実問題として、いろいろな事情で受診が困難な場合もあります。一つの方法としては、患者本人が来院できない場合、家族が来院して患者の容体を医師に説明してください。必要と判断したら薬を飲んでいただくための助言をして処方箋をお出し出来るかもしれません。これは無診察診療には当たらない可能性が高いと考えています。ただし、それも例外的なこととお考え下さい。

 

心臓の検査や夜尿症の相談をしたいのですが

心臓の検査はレントゲン、心電図、超音波検査、書類提出など多くの時間を要するものです。一般の診療時間で、これらの検査をすることは、現在の当クリニックでは、ほとんど不可能な状態です。夜尿症の相談についても、初回受診時には多くの時間を割いて説明させていただいています。そのため、これらの時間のかかる診療は時間外に設定しています。自動電話予約やネットでの予約はせずに、直接、クリニックにお電話下さい。ご家族の都合とクリニックの空いている時間から診療時間を設定します。朝の診療が始まる前の時間帯(院長、スタッフは少々、早起きを強いられますが、、、)、午後の診療が始まる前の時間帯などを使用します。そこで、大切なお願いがあります。あなたのためにスタッフ一同で捻出した大切な時間ですから、一般の診療が始まるまでに終えられるよう必ず約束の時間をお守り下さい。

 

予防接種を受けるスケジュールを立てたいのですが

最近は受けるべき予防接種が多くなり複雑になっています。初めて予防接種をお受けになる乳児についてはネット上に多くの有用な情報が流れていますので、それを活用されるのも良いでしょう。お勧めのサイトはリンク集にもあります「VPDを知って、こどもを守ろう。」の会のサイトです。トップページ内のKNOW*VPDのバナーをクリックしていただいても結構です。当クリニックの考え方は「予防接種Q&A」に記載しています。また、iPhoneやスマートフォンをお持ちの方には予防接種のスケジュールを作成する良いアプリも有ります。活用されることをお勧めします。

予防接種スケジューラーアプリ

お電話での相談も受け付けています。当クリニックのスタッフは予防接種のスケジュールについて精通しています。安心してご相談下さい。お電話をされる時に接種歴が重要な情報となりますから、お手元に必ず母子手帳の予防接種の頁を開いておいて下さい。お子さんに合ったスケジュールを提案させていただきます。

 

かぜの症状にはどう対処すべきですか

かぜ(上気道炎)の症状の主なものに咳、鼻汁、痰、発熱などがあります。お腹のかぜ(感染性胃腸炎)の主な症状はおう吐、吐き気、下痢、腹痛などがあります。以前はこれらの症状を緩和する薬と不必要な抗生剤を「重症化予防の目的」として使ったものです。咳には咳止め、鼻汁には鼻汁止めの抗ヒスタミン剤、おう吐や吐き気には吐き気止め、腹痛には腹痛止めなどの症状を抑える薬です。しかし、これらの薬は症状を和らげるものであって、早く治すものではありません。また、たとえば咳や鼻水などの症状は、病気が悪化しないようにウイルスや細菌などの病原体を体外へ排除しようとする身体の防御反応です。これを薬でむりやり止めてしまうことは必ずしも良いことではありません。咳などの症状が強くて(生体の防御反応が暴走してしまった時)にはこれらの緩和させる薬も有用なこともあるでしょう。そういう判断をした時にはお薬をお出しします。鼻汁を抑えるお薬として以前から抗ヒスタミン剤が多用されてきました。抗ヒスタミン剤は市販のお薬にもいまだに多く含まれています。抗ヒスタミン剤の中で脳へ移行の多いお薬は眠くなったり、けいれんを誘発したりする副反応が最近の小児科関連の学会ではとりあげられる機会が増えました。当クリニックではこれらの事実を重視して、かぜに対しては原則脳に移行率の高い抗ヒスタミン剤は使用しないことにしています。「かぜを引いている時の入浴して良いですか?」という質問もよくお聞きします。元気があって食欲もあるようなら、疲れない程度の短時間の入浴は差し支えないし、清潔に保つためにむしろ良いことだと考えています。

 

かぜの時に抗生剤は要らないのでしょうか

こどもの発熱、かぜの主な原因はウイルス感染症です。ウイルスに対しては抗生剤は無効です。抗生剤は細菌を殺す目的で使います。つまりウイルス感染のかぜを根本治療するお薬は無いということになります。特殊な例として水ぼうそうに対する抗ウイルス剤、インフルエンザに対する抗インフルエンザ剤がありますが、その他のウイルスに効果のある薬は現在無いと理解下さい。「どんなかぜのウイルスにも万能のお薬が発明されたらノーベル賞がもらえる」などと冗談めいた話もあるくらいです。それでは、「お薬が無いのなら、病院に行っても治してもらえない、かぜが治らないのでは」とお考えになるかもしれません。でも、心配しないで下さい。かぜのウイルス程度なら生体には充分な防御機構(免疫)が備わっています。「かぜが良くなりました、先生のお薬のお陰です」とよく感謝していただきますが、「僕が治したのではないなあ~、自然経過で治ったのになあ~」と何となく申し訳なく感じるくらいなのです。稀ではありますが、溶連菌感染、尿路感染、細菌性の扁桃炎、細菌性の気管支炎や肺炎など抗生剤が必要な病気も確実に紛れ込んできますから、それを的確に診断して本当に必要な病気にだけ抗生剤を適切に使うのが小児科医の大切な仕事だと考えています。不必要に抗生剤を使うと下痢などの副作用を起こしたり、抗生物質が効きにくい耐性菌を増やす原因にもなります。熱心な小児科医が抗生剤の使用を極力抑えた地域では明らかに耐性菌は減少したという報告も多数あります。抗生剤は細菌感染を治療するための大切な薬ですから、耐性菌だらけになって効く抗生剤が無くなったら大変です。是非、この大切な薬を無駄に使わずにしようではありませんか。

 

発熱時の対処法について教えて下さい

発熱時の指示として「38.5度以上の発熱で、ぐったりしたりした時には解熱剤を使ってあげて下さい」と、いつも指導させていただいています。38.5度以上の発熱でも元気でお部屋の中を走り回っている子どもさんもいます。このようなお子さんに無理に解熱剤で熱を下げる必要は無いと考えています。解熱剤はあくまでお子さんの症状を緩和させて楽にさせるだけの目的で使うものです。「高熱がでると脳に悪い影響がある」と信じておられる方もいますが、そんな事実はありません。以前、インフルエンザで高熱が出て脳の障害をもったお子さんのことがマスコミで繰り返し報道されました。これで、高熱は脳に障害をあたえるものと信じられているのかもしれません。しかし、これはインフルエンザ脳症という病気で、高熱を伴いますが、インフルエンザウイルスの特殊な感染状態でおこったものです。高熱そのものが原因では無いのです。乳児期早期(中期)には一般に解熱剤は使用しません。首筋、脇の下、そけい部などの太い血管の走っているところを小さな保冷剤や冷たいタオルなどを使って冷やしてあげて下さい。

 

夜尿症で悩んでいるのですが?

「おねしょ」と「夜尿症」は、夜寝ている間に無意識に排尿してしまうということでは同じです。幼児期の夜尿をおねしょといい、6~7歳(小学校入学後)以後の夜尿を夜尿症というのが一般的です。多くは自然に治っていくことが多く、身体に悪い影響を及ぼすものでないので放置されていることが多いようです。ただ夜尿が学齢期まで続くと、お子さまが自信を失ったり、ストレスとなってしまうこともあるため、なるべく早く治療してあげた方がよいといえます。夜尿について相談してみたいという保護者は多いのですが、「わざわざ、おねしょの話で病院に来たの?」と言われそうだし、なんとなく恥ずかしい、かえって子どもに悪い影響をあたえるのでないかなどと考え、実際に病院に受診される保護者は2割以下なのです。夜尿症の推定患者数は50万人といわれています。小学校1年生になっても夜尿がつづく場合は、病気としての治療対象です。クリニックでは「もう少し様子見ましょう」とは言いません。夜尿症の病型に「多尿型」、「膀胱型」、「混合型」があり、それぞれを正確に診断して、病型に応じての治療法があります。特に頻度の多い「多尿型」は抗利尿ホルモン剤による治療で多くのお子さんが早期に治癒します。2012年5月からは抗利尿ホルモン剤の経口製剤(内服薬)も欧米に遅れて使えるようになりました。これまでの経鼻製剤よりも副作用もさらに少なく、より使いやすくなりました。「山の子」、「フローティングスクール」、「修学旅行」など宿泊行事が近づいたからといって受診されることが多いですが、出来たら、もう少し早く受診してみましょう。